2017-08-10 第193回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
今の養鯉池の養鯉業のお話もありましたが、やはり積み上げ方式の弊害も出てくる部分もあるかと思うんですね。ですので、是非、積み上げ方式、激甚災害にも、そういう積み上げを待っている段階でどうしてもその指定が遅れざるを得ない。ただ、最近の災害の傾向を見ますと、どの程度の災害が把握できるかどうかにどうしても時間が掛かります。
今の養鯉池の養鯉業のお話もありましたが、やはり積み上げ方式の弊害も出てくる部分もあるかと思うんですね。ですので、是非、積み上げ方式、激甚災害にも、そういう積み上げを待っている段階でどうしてもその指定が遅れざるを得ない。ただ、最近の災害の傾向を見ますと、どの程度の災害が把握できるかどうかにどうしても時間が掛かります。
養鯉業についてお伺いをいたします。 おととい激甚災害法が指定されたことは大変有り難いと思っております。復旧復興の大きな力になります。その一方で、積み残された問題もまだまだございます。例えば、今御覧いただいております資料四のように、朝倉市では、この養鯉業、いわゆるニシキゴイなどの養殖を営んでいる業者さんがおります。御覧ください。
また、養鯉業につきましては、平成十六年、これは新潟県の中越地震でこの養鯉業を対象として指定した実績もございます。 現在、被災地域において水産庁からお聞きしている被災状況でございますが、これは、今回の平成二十九年の梅雨前線豪雨につきましては被害施設一件ということでございまして、現時点ではその被害額が基準に達していないということから指定がされていないというところでございます。
このようなひどい状況を負って、でも日本の伝統的な養鯉業を続けていきたいというこの熱い思いに対して、やはり私は政府として何らかの答えを出さなければいけないと思っています。それが最終的に無機的な数字かもしれませんが、その後ろに、背景にあるものは国民の生活ですし、ましてや今回のような大変甚大なる災害というものをしょっているわけですよ。そこで、合理的基準がないと。
加えまして、養鯉業をされている方というのは、一戸建ての周辺に養鯉施設を持つことによって職業としての養鯉業も営むという、こういう事情もございますので、是非ここは、検討するだけでなく、この制度要綱の第七の特別の事情ということで、しっかりと戸建て住宅でこの小規模改良事業が対応できるという、このことにちょっと踏み込んだ御答弁をいただきたいと思っておりますので、和泉審議官、お願いいたします。
最後に、養鯉業のことについて私からもお聞きをいたします。 視察に行きまして、最後に養鯉業者の方から様々な御苦労なお話をお聞きをいたしました。正に、ニシキゴイの発祥の地であり、世界に発信しているこの山古志の養鯉業を復活をさせるんだという思いをみんな聞きましたので、これはどうしても言っておきたいという思いからそれぞれの質問があったと思うんです。
(拍手) 川田君は、大正十二年三月、旭川市で養鯉業と木材業を手広く営む文政吉さん、母郁さんの四人兄姉の次男としてお生まれになりました。君は、北海道の雄大な自然の中で、厳しさのうちにも慈愛に満ちた御両親の薫陶を受け幼年時代を過ごされたのであります。長じて旧制旭川中学校に学はれた君は、同校を卒業するや中央大学法学部に進まれました。